松川浦の自然とお宿

松川浦の魅力で
地元を復興したい

トモエ屋旅館のある福島県相馬市は、津波と原発事故の二重被災に見舞われた街です。

当館も津波の被害に遭い、1階は震災後にリニューアルをしました。

震災から10年経った今でも相馬漁港は試験操業中であり、以前のような街に戻るのにはまだ時間がかかります。

ですが、地域の人の頑張りによって少しずつ復興し、街は賑わいを取り戻しつつあるようです。

太平洋と松川浦に囲まれた当館は、自然豊かなロケーションに恵まれ、朝日とともに一日が始まります。

目の前の海で獲れた新鮮な海の幸が届き、辺りには観光名所やアクティビティスポットもいっぱい！

見る・食べる・遊ぶのすべてが揃う松川浦の魅力を、たくさんの方に知ってもらいたいというのが私たちの願いです。

お帰りになる際に、「相馬に来てよかった、松川浦に来てよかった」と思っていただけるよう、心を込めてお客様をお迎えいたします。

トモエ屋旅館を切り盛りしているのは、女将とその息子である若旦那の親子二人だけ。

もともとはホテルで板前として働いていた若旦那が、地元の復興を目指して震災後に帰郷しました。

現在は二代目館主として先代の意思を受け継ぎ、女将を支えています。

先人・相馬藩の「質実剛健」の精神で、真面目にコツコツと頑張っています。

二人きりで営んでいるので、大きな旅館やホテルのようにインパクトのあるサービスや、きめ細やかな対応は難しいのが本音です。

その分、ふるさとに帰ってきたかのような、アットホームなおもてなしが私たちの強みです。

どうぞ気取らず、飾らず、自宅でくつろいでいるような気分で、ゆったりとお過ごしください。

お客様に心から楽しんでいただけるよう、できる限りのおもてなしをさせていただきます。

当館でお出しするお料理は、地元近海で獲れた新鮮な海の幸が盛りだくさん！

福島県沖で獲れた“常磐もの”や、松川浦で育った青海苔など、地元ならではの美味旬鮮が味わえます。

美味しい地魚をお腹いっぱい食べていただきたいという想いから、ご夕食のほとんどを海鮮料理に。

お料理12品コースでは9品、朝食にも3品以上の海の幸をご提供します。

地元で生まれ育ち、地魚の美味しさを知り尽くした若旦那と女将さんが作る料理は、どこか素朴で懐かしく、温かい味わいです。

お魚が大好きな方はぜひ一度ご賞味ください。